2024年12月31日に放送されたNHK紅白歌合戦に、シンガーソングライターの星野源さんが出演されました。
「ばらばら」をギター1本で弾き語り、素晴らしいパフォーマンスを披露しています。
そんな星野源さんが、「怖かった」、「怒っているように見えた」と一部で言われているようです。
当初発表された楽曲「地獄でなぜ悪い」から、「ばらばら」に変更になったという経緯もありましたね。
また、歌唱中に歌詞を変更したことも話題になっています。
今回は、星野源さんが「怖い・怒っている」ように見えた理由は何なのか、どんなことを伝えたかったのか考察します。
最後までぜひご覧ください。
【2024紅白】星野源が怖い・怒っているという声が多数!
#NHK紅白 #紅白歌合戦
— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) December 31, 2024
◤ 𝐏𝐞𝐫𝐟𝐨𝐫𝐦𝐚𝐧𝐜𝐞 𝐕𝐢𝐝𝐞𝐨 ◢
━━━━━━━━━━#星野源 / ばらばら
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2024.12.31
第75回NHK紅白歌合戦https://t.co/9PX0KvCzyA pic.twitter.com/LHweXmaId2
2024年12月の紅白歌合戦での星野源さんのパフォーマンスに対して、「怒っているように見えた」、「怖かった」という感想を持った方が多いようです。
星野源怒ってた?なんか怖かったね#NHK紅白 pic.twitter.com/daEEzvZByP
— ⁂ ⌘ 背 骨 ⌘ ⁂ (@sebone_returns) December 31, 2024
星野源ってこんな怖い顔するんやな
— からあげ (@karaage_0317) December 31, 2024
曲変更の件を知らない家族ですら
— るか (@LK__XD) December 31, 2024
「なんか星野源雰囲気違くない?怒ってる感じする」って皆して言うくらいだから
相当静かなる怒りが溢れてたんだろうな
あんなに目に光が宿ってない星野源初めて見た
— 左腕強靭肩の助 (@uenottyFC) December 31, 2024
星野源の目の奥を見たか?
— パテ子の別邸メモリアメモメモ (@pateko2023) December 31, 2024
目の奥の深い深い暗闇を
今回のパフォーマンスに関して、歌唱曲変更の経緯が少なからず影響していると考えられます。
星野源が「ばらばら」に変更した経緯まとめ
当初、星野源さんは「ばらばら」ではなく「地獄でなぜ悪い」を歌唱する予定でした。
この曲は2013年公開の同名映画の主題歌となっています。
映画「地獄でなぜ悪い」
その映画の監督である園子温氏は、2022年に性行為強要疑惑を報じられています。
演奏する曲目が発表された後、ネット上では映画との関連性や園監督の過去の報道内容に触れて疑問視する声が多数上がりました。
星野源さんと楽曲に罪はないのにね…。
これらの反響を受けて、NHKと星野源さん側で協議を行った結果、番組全体の構成や演出面などから総合的に判断し、「地獄でなぜ悪い」の歌唱を取りやめ。
NHKの制作統括である大塚信広チーフプロデューサーは、「反響を受け止め、星野源さんサイドと話して総合的に判断した」と説明されています。
上記のような経緯があり、「ばらばら」をパフォーマンスすることになりました。
なぜ「ばらばら」になったのか詳しくは明かされていませんが、「選曲が神すぎる」と話題に。
アレを受けてばらばらを持ってくる星野源のセンスには脱帽です🙏 #紅白歌合戦
— KI (@kentaro0115) December 31, 2024
2024年の紅白歌合戦の後に放送された「星野源のオールナイトニッポン」では、「ばらばら」について次のような発言をしています。
自分にとってはとても大事な曲で。その曲を作って、初めて自分の歌ができた感じがするなと。言葉の言語化という感じではなかったのですが、結果的にそういう感覚だったなと。自分の音楽ができたなと感じた曲でした。ちょっと昔の曲ではありますが。きのうも歌いましたけど、自分の中では常に今のリアルタイムの曲だなと思います。歌詞の言葉とかも、他の曲にもテーマとして現れてきたりするし、自分の人生とずっと並走する曲だな
https://news.yahoo.co.jp/articles/8032e5efb3fdd9700d97bede5937aa18824abcc0
“とても大事な曲”、”自分の中では常に今のリアルタイムの曲”、と紹介しています。
星野源さん本人にとっても思い入れの強い曲であることがわかりますね。
今の時代、星野源さん自身の思いを伝えるのにぴったりだという気持ちで選曲されたのかもしれません。
紅白後のラジオでは涙を流していたそうで、やっぱり胸を痛めていたんだね。
「ばらばら」の歌詞変更にも深いメッセージ?
星野源「ばらばら」。曲の変更については説明はなし。ただ「本物はあなた わたしは偽物」という歌詞を「本物はあなた わたしも本物」に変更。字幕も合わせてなのでNHK、星野源連名でのメッセージ。解釈は色々あると思いますが、私は悲しみを感じました。#紅白歌合戦 pic.twitter.com/oGoeYjPFy8
— 徳重龍徳(グラビア評論家)⚡️1/24グラビアガイド本発売 (@tatsunoritoku) December 31, 2024
「ばらばら」の歌詞に、次のようなフレーズがあります。
本物はあなた わたしは偽物
ばらばら より
この部分が、”本物はあなた わたしも本物“に替えられてました。
さらには、歌唱中に出てくる字幕も変更後の歌詞が反映されており、もともと歌詞を変えて歌うつもりだったことがわかります。
視聴者に何かしらのメッセージを伝えたいという意図があったのではないでしょうか。
また、上記で紹介したツイートにもあるように、星野源さんだけではなくNHK側のメッセージのようにも取れますね。
星野源。
— suzu (@nezimaki49081) December 31, 2024
「本物はあなた わたしも本物」と歌詞変えてきてたな。偽物はいなくなったと。
改めてばらばらだ。ぴりついた空気と冷め切った目つきが最高でした。
SNSを見ると、視聴者によるさまざまな解釈がツイートされていました。
【2024紅白】星野源のパフォーマンスに対するさまざまな声!
星野源さんのパフォーマンスに対するさまざまな声を集めました。
楽曲変更させられて怒っている?
星野源、怒ってる?やっぱり曲変更とかあったから??いろいろ段取りしてたはずなのに、弾き語りになったのもその影響かな…
— つばさん (@tsubasa6262) December 31, 2024
星野源、曲変更させられてめっちゃ怒ってるよな。あの選曲。
— ケN (@torakoken) December 31, 2024
本当は、当初歌うはずだった「地獄でなぜ悪い」をパフォーマンスしたかったのでは?という意見が。
もっと深いメッセージがあるのでは?
星野源が言葉にならない憤りや怒りを抱えて歌っているように見えたけど曲目を変更されたからとかいうそんな単純な理由ではないことだけは汲み取っていたい
— モコモコ (@rskdnsgtu) December 31, 2024
紅白の星野源へのメッセージ、皮肉やろ
— 野球アカ(虎) (@yaktora20) December 31, 2024
星野源、「みなさん、」から「良いお年を」までの間に"すべて"を言ってたな
— The End End/actionvoi (@Acti0nvOi) December 31, 2024
星野源に感じた鬼気を、一生忘れないようにしたい。
— 七然 唯 (@citizen_sole) December 31, 2024
あれは諦観であり、絶望であり、哀願であり、憤怒であり、矜恃である。
そしてなにより、希望である
“怖い”というイメージを持った人も多かったようですが、ファンの中には「あたたかさ」や「希望」など、ボジティブなメッセージを感じた人もいるようですね。
星野源や楽曲には罪がないという怒りの声も
星野源が、あんなに静かに怒りながら歌っているのを観て聴いて、涙が止まらなかった。私は怒っている。なぜ性加害の加害者が罪を咎められず、被害者や、全く罪のない人達が責められるのか。ばらばらの世界で、それでも歌を届けてくれた星野源。こんな糞みたいな世界に、希望を届けてくれてありがとう。
— ひつじ🐑 (@xbZzF876QijXKXO) December 31, 2024
地獄で何が悪いを自己満正義マンに歌えなくさせられても尚、ばらばらを歌えるのは星野源凄いなと思ったよ
— ジマ (@OyHkz3) December 31, 2024
あくまで二次被害を口実として歌えなくさせたのが卑怯なんだよ
表現規制に対して被害者を想ってと一切責任を持つ気はない
俺が私が不快だから歌うなの方がよっぽど筋の通った批判だ
さまざまな意見がありますね。
“怒り”の中にも“希望”や”あたたかさ”があったというのは、個人的にもしっくりくる気がします。
今回の「ばらばら」弾き語りは、星野源さんの強い思いを感じる、素晴らしいパフォーマンスだったのは間違いなさそうです。
まとめ
2024年12月に放送されたNHK紅白歌合戦の星野源さんが「怖い」「怒っているように見える」と言われていることについてまとめました。
何かを伝えようとしている強い思い・雰囲気に対して、「怖い」と感じる視聴者も多かったよう。
一方で、ファンからは「希望」を感じたという声も上がっていました。
「ばらばら」に対して、とても思い入れがあることを明かしている星野源さん。
今この時代、伝えたいメッセージを視聴者に届けるのにぴったりの選曲だったのではないでしょうか。
SNSでもさまざまな解釈・意見があるようです。
グッと心が引き込まれる、素晴らしいパフォーマンスだったことは間違い無いですね。
これからも応援したいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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